世界で1番青い夜
함박눈이 내린 날, 가요계의 맑고 고운 별이 하나 떨어졌다.
18日。
痛ましいほど詩的な、新聞記事とは思えないセンシティヴなその表現で、朝鮮日報がある1つの悲劇を伝えた。
SHINeeのメインボーカル・ジョンヒョンの死。
練炭による自殺。
あまりに絶望的だった。
不慮の事故なら好きなだけ悔やんで、泣き叫ぶことができたかも知れない。
しかしその死を急がせたのは他でもない、彼自身だったというのである。
悔やんでも悔やみきれなかった。
理由を問うても、答えが見つかるはずもなかった。
彼という1人のアイドルを愛し、彼の活動を応援し、彼の音楽を賞賛し続ける人々はたくさんいた。
しかし彼自身が彼の魅力や生きていく意味を、彼の中に見出せなかったということが何よりの悲劇だ。
彼の軌跡をじっくりと時間をかけて辿ってみると、SOSのサインはあちこちに散りばめられていたように思う。
たとえば自作曲の歌詞だったり、ドキュメンタリー番組のインタビューで予期せず涙を流す姿だったり。
だが、たとえ1ファンとしてその一部を垣間見ることができたとして、遺族や家族同然のSMアーティストたちのうちの誰もが知り尽くすことのなかった彼の本当の姿を、どうして理解できようか。
これまで熱愛や脱退・解散のほか、飲酒運転や薬物発覚など、アイドルたちによるさまざまな騒動が芸能界を騒がせ続けてきた。
そのたびにファンは幻滅し、発狂し、これ以上の悪夢は2度と起こらないと自分自身に言い聞かせ続けてきた。
今なら分かる。
どんなに過ちを犯しても、生きている限りはやり直すことができる。
しかし、1度失われてしまった命は、もうやり直すことができないのだ。
ねえ、ジョンヒョン。
世界で1番人に優しく、人の痛みや苦しみを労い続けてきたあなた。
そして世界で1番誰かに優しくされ、1番労われるべきだったあなた。
世界で1番青かったあの夜が明けてなお、悲鳴のように唱え続ける私たちの「お疲れさま」は、今本当にあなたに届いているのですか。
そして今のあなたは、
本当に安らかに、眠れていますか?